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かつてプロと呼ばれた男

友人
05 /13 2019
こんな私にも少ないながら友人が何人かいる。
今日はそんな友人の一人でかつて「プロ」と呼ばれた男「ももプロ」(仮名)を紹介したいと思います。
    
ももプロはスロットの稼ぎのみで生活していたスロプロだった。
しかし2011年頃から勝てなくなりお金が必要になった彼は仕事を探しやっと見つけたバイト先にいたのが私だった。
ももプロ曰く真面目に職探しをしたがことごとく落ちた、そうです。

ももプロとは同世代でいくつか共通の趣味もありすぐに仲良くなり、私が全く勝てなかった時代(4号機時代)結果を残していた彼を私は尊敬の念を込めて「プロ」と呼ぶ事にした。
    
我々の関係に大きな変化が起きたのはももプロがアイドル(ももいろクロ-バ-Z)にはまった頃からだろう、 ももプロはももいろクロ-バ-Zに夢中になり日帰りで行ける範囲のライブにすべて(チケットが取れたら)参加するようになった。
しかしそんな生活をしてると当然お金が足りなくなる、予約は取れたがチケット代を払うと次の給料日までの生活資金が苦しい・・・そんな時ももプロはいつも迷わずスロットに行った。

我々の心配をよそにここ一番の戦いにめっぽう強いももプロは満面の笑みで勝利報告をすることがよくあった。
しかし毎度毎度都合よく勝てるわけもなく涙を流しながらキャンセルしたライブもいくつかあったのだろう。
    
ある時お金が無くて諦めたライブの評判がすこぶる良かったことを知ったももプロは、「俺の参加してないライブが盛り上がるのは我慢出来ない」すべて参加してやる金がないなら借りればいいじゃないかと、私や職場の人間にお金を借りてまでして日帰りで行ける範囲のライブのチケットが当選したらすべて行くようになった。

スロプロ時代から頻繁にお金の貸し借りをしていた(本人談)ももプロは借りることも返すことも慣れており、借りたお金は翌月の給料でしっかり返していたが彼には大きな欠点があった。
   
余談になるが私がももプロにお金を貸した理由はそこまで夢中になれる事がある事が羨ましかったからだと思う。
        
ももプロの欠点それはスロットで勝ちだすとすぐに天狗になってしまう所であった、鼻が3メ-トルくらい伸びてるんじゃないかってくらい天狗になってるももプロに、そのお金は次のライブのために貯金すべきだとか、スロット資金とももクロのライブ代そして生活費のお金は分けて考えるべきだとアドバイスしても「わける意味がわからない」と真顔でいうのである。

その後スロットで負け蚊の鳴くような声でお金を無心するももプロにそれ見た事かとなるのだが驚くことに彼はいまだに同じことを繰り返している。

当時と今で変わったことと言えばももプロのももクロ熱はさらに上がり地方まで泊りで遠征に行くようになった事と、誰もももプロにお金を貸さなくなり消費者金融からお金を借りるようになった事。
そして彼の呼び名が「ももプロ」から「ヘボプロ」に変わったことくらいである。
      

ヘボプロとは今でも良き友人と私は思ってます。

最近絶好調なヘボプロは借金を完済し伸びた鼻をブランブランさせながら毎日パチ屋に通ってます。


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水吞百姓

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